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​宇宙の平和と未来を守るため、今日も書き続ける謎のスペースライター。誰もが笑って暮らせる理想の世界を思い描き、熱き心は銀河の果てまで届く勢い。言葉の秘めたる力で運命を切り開き、閉塞的な世界を開放的へと塗りかえていく。ペンは剣よりも強し!

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Books

宇宙防衛軍(Space Defense Force)について

これまでの道のり

十文文士というペンネームで、「暗闇の男」と「スーパー教師」を出版。ほかに、​Amazonより「ミカちゃんの夢」シリーズを電子出版。まだまだ、駆け出しのヒヨッコといった状態ではあるが、本格的な作家を目指して孤軍奮闘中!

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​一歩一歩の尊さ

​仕事はいくらでもある。あれもつくりたい、これもこしらえたい、こんなものが

あれば便利だ、あんなものもできるだろう、と次から次へと考える。そのためには人が欲しい、資金が欲しいと願うことには際限がないが、一歩一歩進むよりほかに到達する道があろうか。それは絶対にない。やはり、一歩一歩のつながり以外に道はない。​坦々たる大道を一歩一歩、歩んでいけばそれでよい。策略も政略も何もいらない。一を二とし、二を三として一歩一歩進んでゆけば、ついには彼岸に達するだろう。欲しいと願う人も一人増え、また一人増えて、ついには万と数えられよう。一歩一歩の尊さをしみじみ味わわねばならぬ。​​ 松下幸之助 一日一話より抜粋

Notebook
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毎日書く

作家の宇野千代は、ある日、天狗屋久吉という阿波の人形師に会いました。八十すぎの人でした。彼は縁側に座って、一日中、ノミを使って木を刻みます。「十六の年から、こうして毎日、木を刻んでましたのや」という人形師の言葉を聴いて、宇野は思います。そうだ、毎日、書くのだ、と。

「書けるときに書き、書けないときには休むと言うのではない。書けない、と思う時にも、机の前に座るのだ。すると、ついさっきまで、今日は一字も書けない、と思ったはずなのに、ほんの少し、行く手が見えるような気がするから不思議である」

人形師が毎日縁側に座るように、毎日、必ず、机の前に座る、そうすればおのずから文章が書ける、と宇野は言っています。 


岩波新書 文章の書き方より

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インテリアデザイン

​できることを淡々とやる

雪山や砂漠などに取り残された遭難者が、奇跡的に助かったということが話題になったりします。彼らは、なぜ生き延びたのか。もちろん、さまざまな幸運が重なった結果でもあるのでしょうが、彼らの話を聞くと、こういう絶体絶命の状況から脱することができた人たちには、自分が非常に困難な場所に置かれていることを自覚しつつも絶望ず、その時点でできることを淡々と行っていたという共通点があるようです。

目の前にある高い壁のてっぺんを見ていると、とても乗り越えられそうに思えません。しかし、その途中には目印になるポイントがいくつかあります。自分が困難な状況にいるのは事実であっても、とりあえずは身近なポイントを目標にして行動するのです。そのようなことを繰り返しているうちに、彼らは乗り越えられそうに思えなかった高い壁を乗り越えてしまったのです。

自分の置かれている厳しい状況をあえて悲観も楽観もしないで、その時点で自分ができる最善の策を淡々と実行し続けるのです。それができた人だけが、絶望的な状況からの生還を果たすことができるのではないでしょうか。


講談社現代新書 回復力より

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花物盆栽

​常識を破る

私たちを取り囲んでいる常識というものは、想像をはるかに越す根強さを持っています。しかし私たちは、その常識を尊ぶとともに、ときには常識から自分を解放することが必要だと思います。

そしてそのためには、やはり強い熱意が要請されます。熱意のたぎっているところ、人は必ず新しい道を開きます。常識では考えられないことをやってのけ、運命を切り開き、新しい発明発見をします。常識を破るのです。

常識は大事であり、破るがために常識にはずれたことをするのは、世の中を乱し、周囲に迷惑を及ぼすだけです。そうではなくて、熱意の発するところには、次つぎと新しい着想が生まれ、必然的に常識が破られていくのです。


松下幸之助 一日一話より

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富士山麓の花畑

​心を磨く

人間の心というものは、ほんとうに自由自在なものだと思います。何か困難なことが起こったとしても、心の働きによっていかようにでも考えられると思うのです。もう辛抱できない、あしたにでも自殺したいという場合でも、考え方を変えるならば、一転して、あたかもひろびろとした大海をゆくがごとき悠々とした心境に転回することさえできるのです。それが人間の心の働きというものでしょう。

​ですからわれわれは、これから仕事をするに当たって、まず心を磨くというか、ものの考え方を成長させる必要があります。そういう心の働きに、今まで得た知識を加えてやっていけば、必ず大きな成果が生まれると思います。


松下幸之助 一日一話より

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海で遊ぶ子供たち

​​成功するまで続ける

何事によらず、志を立てて事を始めたら、少々うまくいかないとか、失敗したというようなことで簡単にあきらめてしまってはいけないと思う。一度や二度の失敗でくじけたりあきらめるというような心弱いことでは、ほんとうに物事を成し遂げていくことはできない。

​世の中は常に変化し、流動しているものである。一度は失敗し、志を得なくても、それにめげず、辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、周囲の情勢が有利に転換して、新たな道が開けていくこともあろう。世に言う失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる。最後の最後まであきらめてはいけないのである。


松下幸之助 一日一話より

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花瓶の色付け

​​困難から力が生まれる

人間というものは恵まれた順境が続けば、どうしても知らず知らずのうちにそれに馴れて、安易になりやすい。昔から「治にいて乱を忘れず」ということが言われ、それはきわめて大切な心構えであるけれども、そういうことがほんとうに百パーセントできる人はおそらくいない。やはりどんな立派な人でも無事泰平な状態が続けば、つい安易になる。安心感が生じ、進歩がとまってしまう。

​それが、困難に出会い、逆境に陥ると、そこで目覚める。気持ちを引き締めて事に当たる。そこから、順調なときに出なかったような知恵が湧き、考えつかなかったことを考えつく。画期的な進歩、革新もはじめて生まれてくる。


松下幸之助 一日一話より

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和室で一服

​​熱意は磁石

いかに才能があっても、知識があっても、熱意の乏しい人は画ける餅に等しいのです。反対に、少々知識が乏しく、才能に乏しい点があっても、一生懸命というか、強い熱意があれば、そこから次つぎとものが生まれてきます。その人自身が生まなくても、その姿を見て思わぬ援助、目に見えない加勢というものが自然に生まれてきます。

それが才能の乏しさを補い、知識の乏しさを補って、その人をして仕事を進行せしめる、全うさせる、ということになるわけです。

​あたかも磁石が周囲の鉄粉を引きつけるように、熱心さは周囲の人を引きつけ、周囲の情勢も大きく動かしていくと思うのです。


松下幸之助 一日一話より

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Karate Practice in the Field

身を捨てる度胸

人生というものには、いろいろな問題があります。しかし、それらのことも過ぎ去ってみると、あのときに迷わないでやってほんとうによかったな、というような場合が多いのです。そこが大事なところだと思います。

​ある場合には迷うこともあるでしょう。しかし、しょせん迷ってもお互い自分の知恵裁量というものは、ほんとうは小さいものです。だから、「これはもう仕方がない。ここまできたのだから、これ以上進んで結果がうまくいかなくても、それは運命だ」と度胸を決めてしまう。そうした場合には、案外、困難だと思っていたことがスムーズにいって、むしろ非常によい結果を生む、ということにもなるのではないかと思うのです。


松下幸之助 一日一話より

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登山者

​​困難な道を歩む

簡単な道のほうが効果的で、早く成功できるかもしれない。険しい道を進むのは努力が必要であり道のりも長い。だが、時が進むにつれ、最初簡単だった道は、だんだんと難しくなり、険しかった道は徐々に容易になってくる。


カーネル・サンダース 

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ギター

​​学ぶ心

​​人は教わらず、また学ばずして何一つとして考えられるものではない。幼児のときは親から、学校では先生から、就職すれば先輩からというように、教わり、学んでのちはじめて自分の考えが出るものである。

学ぶという心がけさえあれば、宇宙の万物はみな先生となる。物言わぬ木石から秋の夜空に輝く星くずなどの自然現象、また先輩の厳しい叱責、後輩の純粋なアドバイス、一つとして師ならざるものはない。

どんなことからも、どんな人からも、謙虚に、素直に学びたい。学ぶ心が旺盛な人ほど、新しい考えをつくり出し、独創性を発揮する人であるといっても過言ではない。

​松下幸之助 一日一話より

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